5拍子のワルツ集

クラシック音楽、アマチュアオーケストラ、ワイン、映画、テレビドラマetc.を勝手に語る

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最近図書館で「アマチュアオーケストラに乾杯」(NTT出版)という本を見つけました。
筆者の畑農敏哉氏はザ・シンフォニカに所属するコントラバス奏者で、最近ご自分でオケを立ち上げた(PROJECT B)という方。アマオケの舞台裏や採り上げる作品ランキング、楽器と奏者との関係など興味深い話しが満載です。
同書によると、アマオケ業界ではバス弾き不足が深刻で、一部の奏者はエキストラとして引く手あまたとのこと。密着取材した知人のバス奏者はある三連休に何と5つのオケと8コマ(午前、午後、夜)の練習、本番をこなすという猛スケジュールをこなしていました。「首都圏のアマオケはこのように献身的に参加するバス弾きによって成り立っている」とのことですが、そのバス奏者のホームが今日の東京楽友協会交響楽団になります。
      
東京楽友協会交響楽団第99回定期演奏会
日時: 2015年10月4日(日)13:30開演(13:00開場)
場所: すみだトリフォニーホール
マーラー/交響曲第10番嬰ヘ長調「アダージョ」
マーラー/交響曲第5番嬰ハ短調
指揮:寺本 義明

いつも通りというか、いつもにも増して素晴らしい演奏でした。マーラーの5番はアマオケでも結構採り上げられますが、これだけ安定した技術的で安心して聴き浸ることができるオケはあまりないと思います。

前半は10番の「アダージョ」。オケの力量があってこそだと思いますが、基本はインテンポでとても繊細な演奏。ただ、思い切ってポルタメントを利かせるなど耽美的な場面も多々ありました。この曲の私小説的な内容(アルマへの様々な想い)を汲み取ってということでしょうか。Va、Vnソロともなかなか素敵で聴き応え十分でした。

後半は5番。こちらも充実した演奏でした。とにもかくにもTp、Hrが決まらないとという曲ですが、どちらも素晴らしく安定。その他の管楽器、弦ともさすがという出来で、長大な難曲を十分楽しめました。指揮者の寺本義明氏は東京交響楽団の首席フルート奏者とのこと。都響と言えばインバルが桂冠指揮者ですが、インバルに通じる緻密な指揮振りだったと思います。

次回(来年4月3日)は、R.シュトラウスのアルプス交響曲、レスピーギのバレエ組曲「シバの女王ベルギス」他とのこと。
奇しくも先週ダスニスを聴きに行ったみなとみらい21交響楽団の昨年の演奏会と被るプログラムとなります。


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