5拍子のワルツ集

クラシック音楽、アマチュアオーケストラ、ワイン、映画、テレビドラマetc.を勝手に語る

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今日は前から楽しみにしていたフランツ・シュミットの交響曲4番を聴きに東京芸術劇場へ。
先週はマーラーの5番他でしたが、シュミットはマーラー君臨下の宮廷歌劇場でチェリストを務めていましたし、シュミットの4番はマーラーの5番と同様、トランペットのソロで始まります。会場で配られていたプログラムによればシュミットはマーラー嫌いを公言していたそうですが・・・。微妙な縁で繋がった演奏会が続きます。

新交響楽団第231回演奏会
日時: 2015年10月12日(月・祝) 14:00開演(13:00開場)
場所: 東京芸術劇場コンサートホール
ニコライ/歌劇「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲
ベートーヴェン/交響曲第1番ハ長調
フランツ・シュミット/交響曲第4番ハ長調
指揮:寺岡清高

シュミットの作品は演奏至難ということで知られているようですが、さすがの立派な演奏で楽しませてもらいました。

前半はニコライの「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲とベートーヴェンの交響曲第1番。面白い組み合わせですが、ウィーンゆかりということのようです。
ニコライは本当に久しぶりでしたが、美しいメロディーに溢れた楽しい曲。良い意味でリラックスした演奏で良かったと思います。ベートーヴェンも最近ご無沙汰でしたが、改めて聴いてみるとなかなか充実した内容で聴き応え十分。オケも全く危なげない演奏でした。

後半は目当てのシュミット。生で見聴きしてみると、ティンパニの細かいリズムやピッチカート、2台のハープの使い分けなど、CDでは気付かなかった精緻というか相当に凝った書法で書かれた曲という感を強くしました。寺岡氏の指揮はオケの安定した技術をバックにシュミットの複雑なスコアをキチンと再現し、曲の持ち味を良く表現されていたと思います。アダージョ部分はVcがソロで大活躍しますが、素晴らしい音色で魅了されました。
内省的で沈鬱な曲想ですが、末期ロマン派の芳醇な香りを所々にまとい強いメッセージ性も備えたとても魅力的な交響曲だと思います。

次回(来年1月24日)は、芥川也寸志の交響曲1番とエルガーの交響曲2番とのことです。


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