5拍子のワルツ集

クラシック音楽、アマチュアオーケストラ、ワイン、映画、テレビドラマetc.を勝手に語る

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練馬交響楽団は昨年7月のマーラーの6番以来。今回はドボルジャークがアメリカから帰国した後の晩年の交響詩他。題材となった詩の朗読や「真昼の魔女」では各場面が絵で映し出されるなど、大変に凝った内容です。加えて佐藤氏からは指揮者ならではの興味深いトークを聴かせて頂きました(昨年12月の中央大学管弦楽団でもそうでしたが大変話し上手な方です)。

練馬交響楽団 春のコンサート~ドボルジャーク故郷へ~
日時: 2012年3月4日(日) 14:00開演(13:30開場)
場所: 練馬文化センター大ホール
ドボルジャーク/交響曲第9番「新世界より」第2楽章
ドボルジャーク/交響詩「野ばと」
ドボルジャーク/交響詩「水の精」
ドボルジャーク/交響詩「真昼の魔女」
ドボルジャーク/スラブ舞曲1番(アンコール)
指揮:佐藤寿一
朗読:武田竹美
演出・映像監督:宇井孝司
作画:田沢千草

これらの交響詩はドボルジャーク晩年の円熟期に書かれた曲ですが、コンサートで採り上げられることは少ないですし、ちゃんと聴いたことはありませんでした。

3曲とも親しみやすいメロディーで溢れていますし、構成もなかなか劇的。ただ、正直、聴き手を捉えて離さない強烈さや個性が少し弱いような気がしました。

交響詩というとR.シュトラウスでしょうが、彼の場合、題材は文学や哲学作品であっても、実際にはそれをダシに徹頭徹尾自分が感じていることを表現しているように感じます(特にツァラトゥストラ)。ドボルジャークにはそんなR.シュトラウスのようなアクの強さは無いですし、題材の扱い方もずっと誠実・忠実。ただ、それが故に逆にどこか題材に振り回されているようにも感じられます。

ドボルジャークって基本は絶対音楽の作曲家では?(スターバトマーテルとか素敵ですが・・・)。絶対音楽家タイプの作曲家にとって交響詩は難しい部分が結構有るのでは?などと考えながら帰路に着きました。

何れにしても中々意欲的な企画でとても楽しませて貰いました。



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テーマ:クラシック - ジャンル:音楽
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